正しい使い方って???

今日の新聞に「慣用表現 乱れ目立つ」との記事がありました。

『激しく怒ることを「怒り心頭に・・・・」何と言うでしょう』
というもの。
「達する」かと思ったら、
正解は「発する」だそうです。
「心頭」は「心の中」を表すので、「発する」なんだって。
でも、74.2%の人が「達する」と使うらしい。

これって使い方が「誤っている」と言うのだろうか?
日本語はこれまでにいろいろ変化してきているし、
意味も変わってきている。
だったら、それでいいんじゃないの?と思うのは私だけ?

日本語で絶対に変わっていけないと思うのは、
「きれいな響き」の部分。
だから、女子高生の語尾を伸ばす話し方とか、
「私的には〜」みたいなすぐに「的」をつける話し方は
変わって欲しくない(たまに私も使っているが・・・、苦笑)。

逆に言うと慣用句やことわざはどんどん変わってもいいのでは?
例えば、「転石、苔を生ぜず」ということわざがあるけれど、
今はたぶん「一ヶ所に留まらず、どんどん変わる人は苔のような汚いものが生じず、石が磨かれるように成長する」みたいな良い意味で使われることが多いと思う。
しかし、元々は「一ヶ所に腰を落ち着かせない人は、苔も生えない石のように、つまらない人になる」みたいな、悪いイメージの意味だったと記憶している。
昔は前者は間違いだったらしいが、今は「正しい」ということで、
辞書にも載っている。
昔は、苔寺というのが京都にあるように、
「苔は良いもの、美しいもの」という認識だったようだけど、
時代が変わると、「じめじめしている汚いもの」ってことになっちゃうんだよね。
そんな感じで、どんどん新しい意味が生まれてきてもおもしろい。

私が密かに新しい意味にならないかと思っているのが、
「船頭多くして、船、山登る」ということわざ。
さて、どんな意味でしょう?
正解は「リーダーばかり多い組織は、誤った方向に進む(本来、船は海を進むものなので)」
という意味(だったはず)。
でも、新しい解釈をすれば、
「(優秀な)リーダーが多い組織は、不可能も可能になる」という意味にならないか?
船が山を登るなんてことはないわけだから(笑)。
でも、リーダーが多いと意見がまとまらないからやっぱりこの意味は無理かもね(苦笑)

あと、記事には「あとで後悔した」、「一番最後になった」って言い方も気にならない人が半数を超えている、と出てました。
これって「大きなビッグチャンスですね〜」とか言っていた長嶋茂雄のせい?(笑)

【今日の言葉】
「歴史は自由な国においてのみ真実に書かれうる」
(ボルテール:18世紀のフランスの思想家・小説家)

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